戸井十月さんの道、果てるまでを読んだ。
戸井十月さんの
道、果てるまで―ユーラシア横断3万キロの日々+4大陸10万キロの記憶―
を読みました。
この本は戸井十月さんが1997年に
北米大陸から始めた、バイクで5大陸を走破する旅の
最終章、ユーラシア大陸を横断する旅行記です。
内容はこんな感じです。
旅をすればするほど旅への想いは募ってゆく。
旅とは、そういうものだ――。
ヨーロッパから中東、中央アジア、中国、シベリアまで、
20の国境を越えて走り抜けた120日間の壮大な旅紀行。
12年の歳月をかけ、還暦を越えてついに達成した「越境記」
=バイクによる5大陸走破行、完結編!
生きる勇気を与えてくれる一冊。
戸井十月さんのことは、
52歳、駆け抜けたアフリカ―越境記II 五大陸バイク走破行第3弾―
を読んで知り、
そこから、5大陸制覇の旅行記を読み始めました。
この人の本は、陸地をバイクで走っていくので、
何といっても、泥臭い感じがものすごくいいです!!
私の中で、旅行記っていうと、
きれいな写真と、おすすめのスポット
なんかがメインなイメージですが、
この本は、バイクで旅をするので、
大まかなルートが決まっていても、
予想外、予定外のことが発生して
観光地でもなんでもない場所で
その日の宿を探したり、
日本人なんておよそ見たこともないような
現地の人々と、そこに住む人の話が読めます!!
また、何といっても陸路なので
国境を超える際の手続きと
そこを行きかう人、
また、陸続きなのに国が変わってからの
道の変化など、日常では触れることのないような
話を読めてとても面白かったです。
おススメ度:☆☆☆☆